キム・カーダシアン氏の補正下着ブランド「Kimono」の商標登録問題について考察

どうも。ひっそりTwitter始めた管理人のモージャです。

呟きが空気化してるけど、気にしたら負けやで。

数年程前からSNSはやらない主義に転向済みの為、Twitterをやるべきかどうか散々迷いましたが、満を持して2019年6月中旬頃より始めてみました。

要領を得ていない呟きが多いですが、お気軽にフォローして下さいね。

SNSを使いこなすセンス無さ過ぎやろ。

さて、そんなTwitter内で大きな話題を呼んでいるのがキム・カーダシアン氏プロデュースの補正下着名称騒動です。

今回はこの騒動に関して考察してみました。

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着物=Kimonoが補正下着の名称として商標登録される事の問題点

以下、着物関連の仕事をされている方が動画にて騒動の詳細と問題点について詳しく説明しています。

着物愛好家の皆様、助けてください-KimOhNo-キムカーダシアン-補正下着ブランドkimonoの商標登録について Please help us save Japanese KIMONOculture

奥ゆかしい京言葉のべっぴんさん。これは絶対120%キム姉が悪いな。

決めつけは良くないよ。と言うより、個人の善悪の問題ではない。

この動画内で、Kimonoが商標登録されてしまう事の問題点が大きく3つ挙げられていました。

それは、

  • アメリカでの着物の流通が阻まれる事
  • 「着物=下着」という認識が広まる事
  • 日本の伝統衣装を世界に発信する事が出来なくなってしまう事

というものです。

これらの問題に危機感を抱く人達が中心となり、日本国内でキム・カーダシアン氏に対する抗議活動が始まりました。

要するに「着物」に関する日本の国益や文化発信をキム・カーダシアン氏に掌握される可能性があるという事。

本人にそのつもりはないみたいやけど、この騒動で自分のSNSに殺到した都合が悪いコメントはブロックしたり消したりしてるらしいから信用ならんな。

この騒動に関する個人的な意見

この騒動に関して個人的に嫌だなと思った事はTwitterにてポツポツと呟きました。

https://twitter.com/mojamojacurl/status/1144962304846340098

嫌やな、それは。そんな意味を持たせて欲しくはないな。

「君のセクシーなKimono姿を見せておくれ(意味深)」とか、そんなフレーズが飛び交う予感。

https://twitter.com/mojamojacurl/status/1145139644310253568?s=20

これが一番嫌やな。ようわからんソーシャライト?リアリティスター?に何となく財産パクられる気分。

アメリカじゃかなり強力なインフルエンサーだけど、日本ではそんなに知られてないしね。

キム・カーダシアン氏個人の人間性を否定するつもりはありませんが、何となく商品名に「Kimono」という名称を使っただけにしか思えないところは非常に残念です。

これ、KimとKimonoをかけたダジャレじゃね。

ダジャレに「国益」と「文化発信の機会」奪われて、「補正下着が民族衣装な国」になってしまうんか。

このブログですすめているナチュラルヘアケアに近い事を実践している彼女に対して個人的に親近感を覚えていましたが、この騒動で見方が変わりそうです。

まとめ

正直、この騒動に関して当初は日本人サイドの過剰反応ではないか?と思っていました。

「着物は日本の文化」とは言っても服装・衣装の一形態であって、欧米では既に曲解された形で寝間着になっていたりするからです。

しかし、着物に関して非常に重要な事を忘れていた事に途中で気付きました。

ここ大事。

ほんま大事。

一般的に紋付き袴や帯を伴った「着物」は正装として公の場で着用する事が認められていますよね?

そしてその作法や着方に関して、深い知識を持った人は海外どころか日本にもそう多くありません。

つまり着物は、

日本人が海外で正装して恥をかく事がほぼない最強の装いなんです。

そんな最強の正装が補正下着として広く認知されてしまった場合・・・公の場で着物を着る事が「恥」として扱われるようになります。

そうして日本人は「最強の正装」を失い、着こなすのが難しい燕尾服やドレスを着て、「ズレた正装」を笑われる事になるかも知れません。

これはかなり怖いと思いました。

着物は日本人の「なで肩」や「足の短さ」、「顔の大きさ」という一般的に短所と言われる部分を補正してくれる意味でも最強の装い。

この記事を読まれた方には、是非この問題について一足踏み込んで考えて頂きたいと思います。

2019年7月3日追記

物議を醸し出していたキム・カーダシアン氏の補正下着商標問題。

商品名にKimonoの名称を使用しない事が確定しましたね。

よかったよかった。

元から炎上を狙ってたのか、抗議に折れたのかは謎だけどね。

いずれにせよ、この騒動で彼女はびた一文払う事なく商品のプロモーションを行った事になります。

しかも「どういうコンセプトの商品か」を全世界に大々的に認知させながらな。

故意か偶然か定かではありませんが、この騒動に関心を持っていたメディアはきっとこの補正下着の販売が開始されたら話題として取り上げるはずです。

てか、パリス姉さんの取り巻き時代から他方面で炎上を繰り返しつつ、人気ラッパーのカニエ・ウェスト氏を射止めたり、雑誌「VOGUE」の表紙を飾ったり、MET GALA出演を果たしたりってこの人普通にすごいよ。

やり手やな。一応キム姉にも下積み時代(?)があってんな。

下積みと言うか、リアリティ番組で人気が出てからはプライベート切り売りビジネス、インフルエンサービジネスを家族ぐるみで運営してる感じ。若者の間ではキム・カーダシアン氏の異父妹達が大人気。

とりあえず、着物と日本文化がカーダシアン家のビジネスに利用されなかった事に安心しました。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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