こんにちは。モージャです。
カールです。
これまで洗髪頻度や湯洗髪、レモン汁洗髪などについて記事を書いてきた管理人ですが、かつて目にした昔のシャンプー広告に衝撃を受けた事をふと思い出しました。
そこで今回はそんなシャンプー広告の懐かし画像と共に昭和のシャンプー事情を振り返り、個人的に考えるベストな洗髪頻度について書いていきたいと思います。
洗髪頻度が「毎日」なのは売る側の都合?
まずはこちらの画像をご覧下さい。
1932年当時の一般的な洗髪頻度は「せめて月二回は!」と花〇が煽ってたぐらい少なかった模様。
月一もゴロゴロおったんやろな。
1932年(昭和7年)の洗髪頻度は約月2回が一般的だった事がこの広告からわかりますよね。
その事を踏まえた上でこちらの画像をご覧下さい。
1935年当時の推奨洗髪頻度は「一週一度!」の模様。関係ないけど横書きの文字が『右から左読み』の違和感半端ない。
逆に『左から右』に変更になった時、当時の人らどんだけ違和感感じたんやろ。
1935年(昭和10年)には週に一回が推奨頻度となりました。
1932年から1935年の数年間で一気に洗髪頻度が週一回にまで上がったのには何か科学的な根拠があるのでしょうか?
個人的には大量消費を望む大企業側が打ち出した『希望洗髪頻度』ではないかという考えがぬぐえません。
これ洗顔とか基礎化粧品も一緒ちゃうん。余分なものまで使わされてる感あるわ。
そのアイテムが自分の髪や肌にとって本当に必要かどうかは一度絶ってみないとわからないかも。
そして高度経済成長期に突入後は更に頻度が増していきます。
1965年、「夏の髪洗いは5日に1度!」に。
いよいよ一週間切ってきよった。
1965年(昭和40年)にはいよいよ1週間を切りました。
夏でさえ5日に1度だった事に衝撃を受けましたが、当時は各家庭にまだお風呂がなかった時代でもあります。
軽く水洗いぐらいはしてたんかな。
そして今や日本の黄金期とも言われる1980年代の洗髪頻度はこちらの画像のようになりました。
そして1983年にいよいよ「毎日」になった。
ちなみに画像の女性は往年のスーパーアイドル中森明菜さんやで。
日本経済が絶頂期を迎えつつあった1983年(昭和58年)、各家庭に入浴設備が急速に普及した事もあり洗髪頻度が「毎日」になりました。
かつては「月に二回」や「週に一回」でも特に問題がなかった洗髪頻度は「毎日」になりました。
そして今現在、洗い過ぎが囁かれつつある。
毎日シャンプーしてた頃、頭が痒くて仕方なかったわ。
毎日シャンプーをする必要性を特に科学的な根拠を示す事なく宣伝し続け、消費を促す・・・
結局のところ、売る側の都合でしかないのではないかという結論に至りました。
本当にベストな洗髪頻度
管理人はここ何年もスタイリング剤を使用した際以外はシャンプーを使っていません。
そのおかげでシャンプーの減りは非常に遅く、経済的でもあります。
これ、ドン引きされるから秘密やで。
湯シャンとかノープーも昔よりは大分浸透した感あるけどね。
かつてはシャンプーの銘柄にこだわり、毎日欠かさずトリートメントをしていましたが、洗髪剤を使用していない今の方が髪質は断然良いです。
「今日はスタイリング剤使ったからシャンプーしよう」とか、「何もつけてないからお湯洗いだけにしよう」とか、「少し脂っぽいからレモン汁使おう」とかその時々の状態に合わせたケアが結局ベスト。
ヘアケアもスキンケアも固定化されたルーティーンに固執せん方がええって事やな。
髪や頭皮に何かしらの悩みがある方は今一度洗髪頻度を見直してみてはどうでしょうか。